2009年07月03日

写真屋の客は写真屋

原宿にて
ウチからしばらく歩いたところに、
ある有名な神社がある。
神前結婚式もやっており、
日曜日にでもいくと笙の音を聞く確立は高い。

結婚式といえば
業者による撮影がつきものだけど。
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2009年06月11日

写真屋の祭典?(第9回・結)

国立博物館(上野)・国宝阿修羅展最終日でした
前回の続き。

『写真屋やり直し』、
まさにそんなカンジだ。

商売として体をなさなくなった我が店は、
あたかも焼け野原でリヤカーを引き
瓦礫の中から使えそうなクズを拾い集めるかの如く、
その時点での自分のレベルにあった
小さな店に作り変え、
再出発したわけである。
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2009年06月10日

写真屋の祭典?(第8回)

久々に渋谷に行きました。
前回の続き。

さて、
これまで書いたようにほぼ座っていただけで、
見たものについてはみな書いたし、
これ以上総評として書いたところで
1回目と2回目の延長になるだけなので、
もうやめる。
なので今回は2回にわたり、
ウチの移り変わりと
仕入先との係りなど簡単に書いて
結としたい。
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2009年05月29日

写真屋の祭典?(第7回)

都電荒川線・鬼子母神前駅にて
前回の続き。

今回のこのイベントに関して、
ちょっと思い出したことがある。

暫く前、
「最新デジタル技術がやがて街の弱小写真者を滅ぼす」
みたいに言う人が大勢いたなあ、
ということ。

それがホントなら、
そんな写真屋向けのイベントを
なんで開催し続けていたのかなと、
素朴なギモンが沸いたのだな。
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2009年05月20日

写真屋の祭典?(第6回)

谷中にて(台東区と荒川区の境)
前回の続き。

結局、
見本市に来ても8割方座りっぱなしである。
始めの方はいいが段々注意力散漫になり、
時が進むにつれてメモの量もだんだん減ってくる。
なのにどういうワケか、
変な部分ばかり覚えていたりするのだ。
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2009年04月21日

写真屋の祭典?(第5回)

浜離宮庭園から望む汐留地区
前回の続き。

こういったセミナーとか講演に参加させてもらうと、
思うことがある。
あの壇上に上がっている人と客席にいる我々と、
一体何処が違っているのかということ。
確かに立派な人だからなんだと思うけど、
じゃ客側の人間がそうでないということなのか。
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2009年04月05日

写真屋の祭典?(第4回)

浅草神社にて・隅田川きもの園遊会2009
前回の続き。

『ちょっとした街の文化人的存在』

こんな風に周囲から思われている写真屋なんて、
はたして今どきいるのだろうか。

この人に言わせると、
昔、街の写真屋はこうだったらしい。
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2009年03月10日

写真屋の祭典?(第3回)

港区神宮前・某有名セレクトショップ前にて
前回の続き。

当日私は時間の多くを、
無料セミナー聴講に費やしてしまった。
損したとは思わないが、
もうちょっと各ブースちゃんと見ておけばよかったかな、
と思っている。

今回のこの記事に具体性がないと感じられたのなら、
そのせいかもしれない。
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2009年02月13日

写真屋の祭典?(第2回)

当日の東京ビッグサイト
前回の続き。

「プリント需要の伸び」は、
ここではもはや前提となっている。
ちょっと意外に感じたけれども、
彼等なりの数字とか何らかの根拠があるのだろう。

「街の写真屋なんてもうバタバタ潰れてさ・・」
とかいう話を聞かされる度に性格の捻じ曲がった私は、
「だからよーそれがなんだってんだよ」
「こーゆー時期だからこそ色々やり様があんじゃねーのか」
などといつも思っていた。
これは単なる私の情緒的な反発であり根拠はない。
だが当イベントに参加の彼等の
この前向きなアティチュードは、
単なる思い付きでもお祈りでもなさそうだ。
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2009年01月26日

写真屋の祭典?(第1回)

当日の様子(モノクロで撮るもんじゃなかったな・・)
もう半年以上も前のことだが、
お台場の東京ビッグサイトにて
ある催し物が行なわれた。

平日2日間行なわれたこの催しに、
私は仕事をズル休みして
行ってきてしまった。

そこまでしても行きたかったである。
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2008年12月31日

写真屋がパスを描くということ(第12回・結)

年始仕様巨大賽銭箱・明治神宮にて
前回の続き。

唄の歌詞のようでなんだけど、
歳をとるにつれ、
過去の色々なことが実は
とても重要であったことに気付いたりする。
恐らく誰にでもあることなのだろう。

特に言えるのは、
物凄く嫌なヤツと思っていた人物が、
とてつもなく大きな学びを与えてくれていたんだなと、
後から気付かされることだ。

ただ少々残念なことに、
それら全てに気付くわけではないし、
気付くのに何十年もかかることもある。
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2008年12月20日

写真屋が「パスを描く」ということ(第11回)

浅草酉の市にて
前回の続き。

自分のことが一番可愛くて、
部下のことを
自分の欲望を実現するための
道具や手足としか考えていない。
徹底的に安く買い、
ダメなら棄てる。

私は長い間、
いわゆる「社長」と呼ばれる人等を
そんな風に思っていた。

でも後から落ち着いて考えてみると、
むしろ皆まっとうなコトを言い、
それをやっていただけのような気がする。

私が鬼の如く思っていた当時のウチの社長も、
例外ではない。
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2008年11月22日

写真屋が「パスを描く」ということ(第10回)

原宿・明治神宮入り口にて
前回の続き。

家を出る時あるいは戻る時、
ついつい隣の印刷屋に目が行ってしまう。
別に何かが分かるわけでもなく、
何か知りたいことがあったワケでもない。
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2008年11月16日

写真屋が「パスを描く」ということ(第9回)

珍しい角度からの浅草寺五重塔
前回の続き。

暖簾・屋号や業態は変えずとも、
きっと多くの商売人達が
一日でも長く生き残ってやろうと、
自分の姿に何らかの変化を加えながら
なんとか踏ん張ってきたことかと思う。

その逆に頑として変化を拒んだ人もいるだろう。

そうする理由が主体的・積極的か、
追随的・消極的かで、
結果に違いがあったのかもしれない。
しかし、
これは言うなれば生き方の問題であるから、
その人の責任において自由だし、
そのことに良いも悪いもない。

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2008年11月02日

写真屋が「パスを描く」ということ(第8回)

今、浅草寺界隈が面白いことになってます・・。
前回の続き(長らく更新サボってすいません)。

我が店主宰の写真の会がある。
当ブログでも何度か取り上げたが、
もう30年以上続く、近所のオジサン達の
社交場兼趣味サークルみたいなもんだが、
ウチにとっては仕事の「発生源」としても重要な存在だ。
今までウチが生き延びてこられた最大の要因が
コレである。

いつも和やかなこの会だが
過去に一度だけ、
ウチの不注意で怒らせてしまい、
会を去っていったメンバーがいたらしい。

ウチが幾つか連絡を怠ったのがその原因であった。
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2008年10月01日

写真屋が「パスを描く」ということ(第7回)

表参道ヒルズにて:8月初旬(面白いイベントやってました)
前回の続き。

数年前、
あるお客から、
もっと仕事(写真)のクオリティを上げるよう、
ハッキリと要求されたことがある。
ウチの仕事の質に満足がいかなかったのだ。

そのお客とは、
この章の冒頭に登場した、
「あまり仕事をくれなくなったデザイナーさん」
である。

しかし幸いなことに、
この方と完全に縁が切れたというわけでもなく、
ごくたまにではあるがお越しいただく。

だが、
滅多にこの方から仕事を貰ことがないということは、
ウチがこの方の要求するレベルに
未だ達していないという証拠でもある。
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2008年09月13日

写真屋が「パスを描く」ということ(第6回)

今年もそろそろお別れ〜浴衣・角帯・腰紐
前回の続き。

実はこの印刷屋サン、
ウチに来た時こう言ったのだ。

「いやね、切り抜きもあっちにやってもらうとなると、
 それはそれで請求されるんですよね、やっぱり。
 分かってはいるんだけれども。
 今回はウチお客さんからかなり切り詰められちゃってるし
 (↑支払う上限がもう決まっているという意味)。
 だから本当は自分でやればいいし、
 そうしたかったんだけど、なかなか難しくてねー」

そのツイらい事情や経緯なんかを話してくれた。
概ね私の考えていた通りの答えであった。

ただ一つだけ大きく違ったのは、
前回の冒頭で書いた私の台詞のような、
写真屋の無知に付け込んで
タダ働きさせてやろうみたいな悪意は、
この印刷屋サンには全く無かったことだ。
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2008年08月30日

写真屋が「パスを描く」ということ(第5回)

ヤフオクで衝動買いです。
前回の続き。

「あの人さー、
 ウチがレタッチ代なんか請求しねえの分かってて、
 だからウチに切り抜きさせようとしてんじゃねぇのか?。
 自分が外注したら金かかるからさー。
 自分でやっても面倒くせえし」

私自身の印刷屋コンプレックスからなのか、
自分でも嫌になるくらいこんな意地の悪い台詞を、
思わず親父にぶつけてしまったのである。
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2008年08月16日

写真屋が「パスを描く」ということ(第4回)

「ゆりかもめ」車窓からレインボーブリッジ(この日雨でした)
前回の続き。

商業(品)写真の多くが
印刷媒体に使用される。
だから写真屋が印刷の業界用語を使っていたとしても、
大して疑問に感じることもないだろう。

かつて出版印刷関係に就いていた私は、
日常的に写真を仕事で扱うくせに
ウチの仕事にはほとんど興味が無かった。
カメラをいじることもほとんど無かった。
しかし、あることがキッカケで
両者が非常に近い関係にあることを
妙に実感したことがあった。

ウチの親父が、
印刷の業界用語を使っていたのを
耳にしたのだ。
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2008年07月31日

写真屋が「パスを描く」ということ(第3回)

台東区入谷朝顔市にて
前回の続き

無事すべて撮り終え、
画像を修正調整し、
そして納める。

いつもならそこでおしまいだが、
今回はちょっと違った。
お客の印刷屋さんがこう切り出した。

「コレさー、背景透明にしてもらえないかなー」

ようするに、
『写真屋よオマエが切り抜け』ということである。
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