2005年04月12日

マジ暗室。やはりジミです。

ガキの頃、ワルサするとここに閉じ込められた。
よくここで助手もさせられた。
ツーンと匂う現像液に突っ込む菜箸が
ガキのおれには少々大きかったのか、写真がうまく掴めなかったし
よく手の甲が痛くなった。

仕事の手伝いに関してはあまり要領を得ず、
親父に半分怒鳴られながらやっていたような記憶しかない。
そんなことが多かったせいか、写真屋という商売に対して
さほど興味も湧かなかった。

ここで親父と並んで座って作業しました作業時は真っ暗です



これがホンモノの暗室。別に格好よくもなんともない。


今この歳になってあらためて、
他人には物置同然であろうこの小箱に目を凝らしてみると、
これら腐りかけイクイップメンツひとつひとつに、
すごく趣きを感じてしまうのが不思議だ。


ここ最近では、使うのは一月にいっぺんあるかないかである。



この記事へのトラックバックURL