2005年06月08日

写真屋のBGMにはしずらいかもしれないBGM

コイツが25年前の作品だとは、とてもおもえないYMOの怪作いや傑作。
あの当時、YMOにハマった人達のなかには、小学生が結構含まれていたというのを後から知ったのだが、
私もそんな小生意気なクソガキの一人だった・・・。







ちなみに、私が自分の金でチケットを購入し観に行った最初のコンサートはYMOだ。
1980年12月25日(だったかな?)武道館。
九段下というガキ共には到底用の無い駅を、級友3人で目指した。
当時、東西線の存在を知らず(東京以外の方分からなかったらゴメン)、アキバからわざわざ下車し岩本町まで歩き、
そこから都営新宿線に乗り換えるという、コドモらしいバカもやった。


このアルバムのリリースはこの翌年になるが、その年の暮れのライブは新宿コマ劇場だった。
もちろん行った。

それまでのキャッチーな作品に慣れ親しんできた私には、このアルバムを受け入れるのはキツかった。

これも後で知ったことなのだが、大抵はライン録音のシンセサイザーをわざわざアンプで鳴らし、
それをマイクで録るというような実に今っぽい録音手法を、YMOはもうすでにこの頃からやってたらしい。
コマ劇場のライブでは、坂本教授プロフェット5(シンセ)に確かTCエレクトロニクMXRかなにかのディストーション
を咬ましていたのを、何かの雑誌で読んだ(バンド経験者以外の方ゴメン)。


鬼のようなシンセの轟音。


やたらテンポが速くて、ヴォーカルが装飾音符こねくり回して唄うような今時のガキバンドより、

よっぽど深く鋭く攻撃的で、ロックっぽい。



さてこのアルバム、

べつに自分なら、店でコレかけてもいいけどね。



この記事へのトラックバックURL