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他にも幾つか面白い話をいただいた。
ある有名若手女優(後が恐ろしいので名は明かせない)
のケースで、
消していいホクロと絶対消さないで欲しいホクロが
あるらしく、それを熟知したあるレタッチャーがいて
現在ではその女優はそのレタッチャーにしか発注せず、
専属みたいになってるんだとか。
〜ちなみに、この女優に限らず、
結構多くのタレントやモデルに
消さないで欲しいホクロなどがあるらしい。
その理由の大抵は、それが「その人らしさ」だからということ。
で、気を利かせてそれらをキレイにしてしまい
後でクライアントや所属事務所なんかから
クレームか来ることもあると言っていた。
なので、その辺はしっかヒアリングしておけということだ。
「クライアントの要求を詳しく分析せよ」
併せてこれも、この方が強く仰っていたことである。〜
また別のある有名女性タレントの場合、
時間になっても一向にスタジオに現れず、何が始まったかといえば
そのタレントに背格好の似たモデルを使い、
その日に撮りたいカットを予め一通り撮影するのだとか。
で、数時間遅れでようやく当人が到着し、
早速開始かとおもいきや、
本人がそのポラかなんかを見ながら
「これダサいからやりたくないー、あ、これはカワイイじゃん」
とか、そのタレントの好みで撮るカットを決めて、
ようやくその日の撮影作業に入る、
といった話など。
また、
ちょっと意外だが発注主の担当者が
写真に詳しくないケースもあるようで、
すでにトンでたりツブれてたりなど、
それ以上補正するにはキビシいデータを持ってきては、
もっとメリハリつけて!とか言われたりして
困ることも多いらしい。
それから、
OKもらって納品したのにイチャモンついて差し戻される、
或いは先方都合による納期の急な変更(短縮)なんかは
しょっちゅうあるようだ。
やっぱしどの世界も
プロは大変なんだな。
ちなみにこの方、
デジタルの申し子みたいなのかとおもいきや、
フィルムや暗室関係、製版印刷関係、
カメラの機構や写真自体にも超詳しい、
まさにプロフェッショナルのかがみのような方だった。
合掌。
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と、そんな具合に
濃密なお話を頂戴しつつ、
見せていただいたデータの中から、
権利関係が既にクリアになっているもので、
いかなる形でも再配布したり公開したりしない
という条件を了承した上で、
例の3900万画素のヤツを
一点いただくことができた。
ウチで開いた最初の印象は、
とにかくデカい、である。
とりあえずフォトショップ上でぐるぐるスクロールしただけでも
そのデカさがよくわかる。
かなり拡大してみないと、
なかなか画素の粒が出てこない。
そうやって親父と画面を覗きながら
「デカイデカイ」と暫く呟いていた。
が、
私がマウスを握りながらまだ驚きまくっていた中、
共に驚いていたハズの親父のその後の反応は、
ちょっと意外なものだった・・。
次号に続く。
Posted by bakashatokyo68 at 23:02
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エッセイ・得意先とのこと