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ただ、
これが商売人としての観点からとすると、
やはり歴史は学んで損はないとおもう。
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「プロダクト・ライフサイクル」とか「成長曲線」
とかいう言葉(概念)がある。
当然私は学者ではないので定義するのが若干怖い?のだが、
だいたいどんな市場(商品)も
「導入期」「成長前期」「安定期(または成熟期)」「衰退期」
の4つに分けられるとかいうヤツのことである。
今回の件で、その堅苦しげな理論を思い出したのだ。
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「導入期」
文字通り新商品を市場に投入してからしばらくの期間。
市場に認知されていないので当然売上も上がらず、利益も出ず。
したがってマーケティングコスト大。マイナス状態。
「成長期」
市場に認知され支持され始め、売上が大きく上がる時期。
新規参入が増え始める。が市場自体が拡大しているため、
皆それなりに売れる。
金を突っ込んだらその分売れる、というようなのはこの時期。
意外と差別化の必要ない時期。
「安定期(成熟期などともいう)」
差別化や価格競争が起こるのもこの時期。
もうさほど拡大しない安定した市場規模、
その中でのシェア争い「ゼロサムゲーム」になる。
競争激化の末、負け組み撤退。
勝ち組みにとっては回収の時期。
「衰退期」
代替製品などの登場で価値が下がるなどして需要減、
売上下落し市場規模も収縮、もはや参入メリット低。
一部で細々と売れつづける、もしくは消滅へ。
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と私なりに書いてみた。
経済系学部などでは必ずでてくるらしいのでご存知の方も多かろう。
だが、
成長曲線にはもう一つ興味深い考え方が存在する。
それは、
時期という意味でこれらはある程度、
「予測できる」
ということなのだ。
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たとえば、ある新製品が世に出たとしよう。
市場投入後は数年間なかなか売れなかったのだが、
頑張った甲斐あってこのところ売れ始めてきた。
ある年、初めて前年比売上二桁の伸びを記録した。
そして翌期も同様に二桁の伸びを記録した、
とする。
この場合、初めての二桁の伸びを示した時期(年)をもって
「成長期」に突入したものと認識してよい、
とのことなのだ。
面白いのはこの後だ。
製品登場からこの成長期突入時期まで、
たとえば3年かかったとすると、
成長期も約3年、成熟期も約3年続くと考えられる、
とのこと。
俄かに信じ難いのだが、
どの製品どの市場も多少の誤差は当然あるが、
だいたいコレに収まってしまうというのだ!。
自分とは関係ない分野や商品でも、
市場に出回り始めた時期や
急に売上を伸ばして市場規模を拡大し始めたり、
競合が増え始めたのはいつ頃なのか、
市場自体やリーダーカンパニーの商品等を調べることにより、
それらは検証可能だという。
〜この概念(仮説)は、
ある経営コンサルタントの方々経由で伝えられている
現場での経験則からくる泥臭いもの?のようで、
アカデミックな裏付けがあるのかは定かではない。
恐らく大学なんかでは教えてくれないだろうな。
書籍にはけっこう書いてあるけどね〜
参考文献
この概念にはさらに重要なおまけがあって、
新市場に、たとえば個人や中小零細が参入するなら、
「成長期」の前半あたりが最適ということだ。
導入期は金がかかって売れるまで身が持たないかもしれないし、
競合がひしめき合う安定期には新参者の儲けは少ない。
だから「出せば売れる」状態?の成長期に参入し、
イケてるなとおもったら、成熟期には
ケツまくって逃げる用意しとけということなのだ。
いつまでも市場に留まっていると、
競争激化の末値崩れとかなんやらで
折角儲けた分も吐き出してしまいかねないからだ。
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さてこうなると、
自然な成行きとして上記仮説にわが業界を
強引にも当てはめてやろうというのだよ
(あくまでもバカの妄想なのでマジに受け止めないでください)。
ジョージ・イーストマン「コダック・ブローニ」登場が1901年、
ライカ35mmの登場が1925年。
日本においても職種としての写真屋の歴史は古いが、
個人所有となるとほんのごく一部の裕福層だろう。
よって、コンシューマグッズとしての
本格的な写真フィルム市場の勃興については、
小西六の国産初のカラーフィルムが1940年とのことでもあるので、
やはり戦後あたりとするのが妥当かとおもう。
そして高度成長期へ。
当時のアメリカ人の日本人に対するイメージは、
「眼鏡」「出っ歯」「首からカメラぶら下げてる」だそうだ。
それだけカメラが普及したということだろうな。
70年代、各社競争の末、後発組のフジがコニカを抜きシェア1位に。
コニカに関しては確か80年代半ばだか後半だったか、
「さくらカラー」を「コニカ」にしたり、
企業カラーをオレンジ系からブルー系に変えたりしてたので、
その頃も鬩ぎ合い状態はまだまだ続いていたのだろう。
ただ、業態としても販売チャネルとしても、
写真屋は安定していたとおもうがね。儲け具合は別にして。
91年バブル崩壊。
95年 コンシューマ向けデジタルカメラ
カシオGV−10(25万画素)登場。
さて、
ざっとこの程度の情報量でもさ、
アタマの中で写真屋・フィルム業界のS字カーブが
意外と思い描けそうだとおもうのだが、どうだろう。
でもって・・、
安売りDPE屋の登場って、いつ頃だっけ?・・・。
次号に続く。
Posted by bakashatokyo68 at 23:13
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