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この方も、
フイルムは当分なくなることはない、
という考えをお持ちのようだった
〜『なくならない』というよりも
『フィルムメーカーの都合だけでそう簡単になくせない』、
というのが正確なところかもしれないが〜
今後は絶版品などが増えたりして
少ない種類で推移していくんじゃないかとのこと。
そう言われるとそんな気がする。
直ちにこの世からなくさなければならばい理由はないし、
何らかの事情でフイルムでないとダメな人達も
まだまだたくさんいるはずである。
もう売れない売れないって言うけどさ、
それは過去に比べての話であって、
数量・売上としては依然として相当なボリュームだよな。
ただウチのような小さな店は、
既にずっと前からモノが売れなくなっているので
フイルムの売れ行きの落ち様などについて、
実は感覚的にはあまりよく分からないのだけどね。
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こういったイベントに加え、
近年、写真雑誌・書籍もだいぶ増え、
カメラ・写真人口はむしろ増えているように感じる。
そのうち何割かは銀塩ユーザだったとしても
別に問題ないよな。
「もうフイルムはいらないかも」とか言っておきながら
今度は「フイルムはなくならない」である。
自分で書いておいてなんだか変だな。
もし写真人口が本当に増えているのならば、
やはりデジカメの力によるところが大きいのだろう。
いずれにしても写真業界全体にとってはいいことだ。
なのに多くの店が潰れているということは、
求められるサービスも随分変わってきているのだ、
と考えられそうだな。
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フイルムの価格について
「高い、ナントカしろと」憤慨している業界の人(たぶん)を
たまたまネットで見かけたことがあった。
そこそこ売っていた大きい店の方だろうな。
そのお怒りは至極まっとうなものだとはおもうけど。
確かに、
「低価格」「高品質」(←本来この両立は矛盾している)
を追求し実現すること、
さらに環境配慮・入手容易・安定供給等に努めるのが、
企業の使命であるし、仕入先にそれらを求めるのは当然である。
ただ理由はどうであれ、
写真フィルム市場というのは(経済全体から見れば)
もうそんなに大きくはないし、
微増微減はありえても今後も小さく推移するんじゃなかろうか
(やがてほんとうにゼロになるのかもしれないが)。
だから企業の論理からすれば、
そんなとこに必要以上に金突っ込むことはない。
昔ほど大量に捌けないのだから規模の経済性を効かせにくく、
よって必然的にそれらに低価格を求めることは難しいのでは。
ちなみにここ数年銀の価格も高いし。
ついでに生意気言わせていただくと、
そういった、たった一つのモノの売上の、
ちょっとした増減でヒーヒー言うような商売に
しないことの方が大切なのかも。
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ところで、
私はまったくもって、
本章での、その「彼等」のようなDPE店を
悪者呼ばわりする気もなければ、
ビジネスとしてたいしたことない(とんでもない)などと
思っても考えてもいないのだ。
ただ彼等を見て怖いなと思ったのか、ビジネスが
ある数少ない特定の商材・サービスの売上に依存している場合
(『特化している』という前向きな表現も可能だが)、
何らかの理由でそいつが廃れたら
自分のビジネスも即おしまいになる可能性高し、
ということだ。
小さな者は小さいがゆえ、
『特化』『専門化』という風に、
自分のチカラや資源をある程度集中させることで初めて、
大きな組織とは違う魅力や価値を発揮できるのだとおもう。
〜そもそも小さ過ぎて力や資源を結束させないと
金を取るに足る姿にすらなれないというのもあろうが〜
ある特定の部分に集中する。
それは誰にとっても極めて王道的な生き方の一つだとおもう。
商的弱者だけでなく新規参入・後発組にも同様である。
だが、それは同時にリスクでもある、
ということなのかな。
これって、どうだろう、
我々小さな写真屋だって大して変わらないではないか。
全くもって全然他人事ではないよな。
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それから、
都市部の知っている範囲に限って言うが、
一時似たような店がちょっと増えすぎたような気もする。
店舗業務がイージーオペレーションであれば
水平展開はより容易になろう。
店舗数拡大であれ何であれ、「速い」ことは
商売やる上でとにかく重要である。
安定の中で永く過ごしてきた連中は概して動きが遅いからな。
急速に増やせたのは彼等が優秀だったからだろうけど、
彼等のビジネス自体がとてもシンプルで優れたものだった
と考えることもできる。
だが、
そうやって市中に進出し小さな在来店を圧殺したはいいが、
同様のサービスを扱う大型量販店ついて、
その存在を彼等はどう考えていたのだろうか。
市場がどんどん拡大してくれりゃ問題ないのかもしれないが、
いずれは客を奪い合うような方向にいってしまうのではないか。
〜一部量販店がDPEモノを、ここでいう「彼等」のような
ところへ外注していたりするので、この両者を一概に
敵味方の関係として捉えることはできないかも〜
それから、
「この店じゃないとダメなんだ」というサービスなんだろうか、
DPEとかデジカメプリントって。
だから立地が大きなポイントだというのならば、
自分トコより有利な立地で出店されりゃ、
それでお仕舞いなんじゃなかろうか。
また、
クリーニング店がそうなれないように、
取り扱いが写真周りだけでは
コンビニのような存在になるのも難しいだろう
〜ちなみにずっと前に聞いた話であるが、
いわゆる一般的スーパーマーケットの品数は
30000点前後くらいで、
その中の回転率の高い上位2〜3000点ほどが、
だいたいコンビにの品揃えになるんだとか
(多分今は両者ともそんな数じゃすまないとおもうが)。
ある意味人が集まって当然といえよう〜
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考えるに恐らく「彼等」にとって、
街の写真屋をやっつけるのは
簡単だったのかもしれない。
いやもしかしたら、
最初から我々など
眼中になかったのかもしれない。
彼等が本当に大変だったのは、
我々をやっつけた後だったんだな、
たぶん。
次号に続く。
補遺;
毎度のことではあるが、一回一回がかなりの長文となり、
でもって投稿頻度が落ちるというパターンに落ち着いてしまった。
本当はその逆「程よい分量で更新頻度も高い」のが理想だし、
一応それを目指してはいるのだけど、
ソイツが難しいんだな意外と。
次は必ず一週間後に更新しますよ。