2008年03月24日

やはり写真屋としては無視できない2、3の事柄(第6回)

荒川遊園地前にて
前回の続き。

暫く前、私は当ブログ内において、
あの例の「デジカメプリント店頭受付機」は、
インクジェットプリンタのお陰で
恐らく短命に終わるだろうみたいな
生意気にも予測めいたことを書いたことがある。

どうやら本章で私は、
自らそいつを部分否定することになりそうだ・・。

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「人はそれほど自宅でプリントしていないかも」
とおもえる理由として2つを挙げてきた。

が本当はもう一つある。

それは、
私が街をブラブラして見た程度の範囲で
例の「デジカメプリント店頭受付機」
(名称統一してなくてすいません↑)の設置台数が、
それほど減ってなさそうなことに
ある日突然気づいたからである。

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秋葉原のあの某有名大型家電店。
TVCMでも有名なもとはカメラ屋だったあの店。
あそこにも多数のソレが設置されている。
その設置台数について,
当初1階入り口付近に多数あったのが急に減ったのを見つけ、
「さほど売れないから減らしたのでは」
みたいに書いた。
(詳しくはコチラを読んでいただければ幸いである)。

あの節の投稿から数ヶ月後、
再びその量販店に行った時のこと。
あらためて店内見回してみると、
1階から消えたとおもっていた多くの「デジカメプリント受付機」が、
カメラと同フロアの奥の方に20台ほど鎮座しているではないか。

「ヤバい」とおもった。

嘘をついてしまったかもしれないからだ。

本来ならばこれは
訂正記事プラス謝罪モノだとおもう。
いや、事実誤認の確証も得られないのだから
訂正すべきかも判断し難い。
私の書いたとおり本当に一時的に減らしたのかもしれないし、
実は単なる配置換えを私が見落とし
勘違いしたのかもしれない。
申し訳なくおもうがいずれにしても、
今となっては確認のしようがない。
いや可能なのかもしれないが、たとえば
「○年○月頃、この機械の数と配置を教えてください」
などと伺おうものなら、ほぼ間違いなく
同業スパイかなにかに思われるだろうし、
そんなことまず教えてくれたりしないだろう。
私という一個人如きにそれを明かす筋合いはないし、
私にもそんなことしでかすほどの勇気もない。

〜言い訳じみて恐縮だが誤解されるのも避けたい。
 ここでは数字の真偽が重要なのではなくて、
 その見た目から、小売店一売り場の思惑のようなものを
 生意気にも推測してみたかっただけある。
 随筆の中とはいえ申し訳ない〜

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その件以来私は、
秋葉のその量販店に行った時にはほぼ必ず、
その「デジカメプリント店頭受付機」(この名称でいいのか未だに疑問)
の大凡の数と位置を気に掛けるようになった。

すると色々気づくわけだ。
結構細々と配置換えしているもんだよやはり。
一時1階消えたとおもていたら一部復活してたり、
エスカレータ脇の空きスペースを利用して
そこに数台配置したりと。

そして現在も、私の見る限りでは
激増でも激減でもないカンジだ。

さらに街中の他店(チェーンのDPE店など)についても
同様のことを気にするようになった。
店自体やその機械共激増というカンジではない。
実際店が潰れたりとかでいくらかは
減っているのかもしれないけど、
じゃここ数年で激減かというと、
そんなに物凄く減ったというワケでもない。
なんだかんだ言ってそういう店とその機械は、
今でもそれなりに存在しているのだ。

極めつけは、
その「デジカメプリント店頭受付機」、
最近ウチの近場では一部のコンビニにも
設置されるようになった。
こうなるとDPEチェーン店なんかは
益々苦境に立たされそうだな。
どう見てもコンビニの方が集客力は全然上だし。
潰れたDPE店の(デジカメプリント)ニーズを
コンビニが見事に吸収したとも考えられるのかな。

コンビニはさらにコンビニエントに。

そして私の屁理屈は
見事に瓦解したのである。

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今後、そのナントカという機械の
生産・販売(リース?)台数がさほど伸びないというのであれば、
それはやはりインクジェットプリンタによるところが
大きいのではないかと推測はできる。

〜この辺の具体的数値↑については、
 たとえば日経MJあたりの流通年鑑系書籍とか、
 業界紙あるいは直接業者にあたるなどして検証可能かもしれないが、 
 (私の都合で)ここではあえてそれらは考慮しないものとする〜

じゃあ近い将来それらは、
完全にインクジェットにとって替わるのかというと、
それも疑問である。
5年後も10年後も、
少しなら金出すから面倒なこと誰かやってくれ、
という人がなくなることはないだろうから。

私個人の感覚で言わせていただくと、
現在のインクジェットプリンタは
確かに素晴らしくなったとおもうが、
写真プリントしたいくせに
「なんかかったるいなー」という人の惰性を
完全に払拭するのは結構難しいのではないかな。

これは商品固有の品質なんかとは、
全く別の問題である。

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インクジェットプリンタが、
写真出力機として「デジカメプリント店頭受付機」を
完全に凌駕してしまう(つまり私の先程までの持論)のは、
来るとすればもう暫く先のことなのだろう。
或いは来ないのかもしれない。

そんな妄想を拵えては勝手に恐れているのは、
常になにかと追随的な立場にいる
我々のような末端の写真屋かもしれないな。

次号に続く。

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